1.はじめに
みなさんこんばんは
新型コロナで自粛自粛の動きがあるなか、アメリカで新型コロナよりやっかいな生き物が現在話題になっています。
その名も「フォーラーネグレリア」(旧ネグレリアフォーレリ)という水に住んでいるアメーバです。
2.生き物の特徴
いきなりフォーラーネグレリアと聞いても分からないのでこちらで細かく説明いたします。
1.フォーラーネグレリアとは?
フォーラーネグレリアとは、水に住んでいるかなり危険なアメーバで、研究者間では「殺人アメーバ」の名前で呼ばれています。
なぜ殺人アメーバと呼ばれているのかと言いますと、フォーラーネグレリアが体内に侵入した際、7日以内で死亡してしまうケースが多発しており、致死率にいたっては97%と言われています。
なんと、致死率の高い狂犬病やエボラ出血熱よりも高いと言われているのです。(両方とも90%くらい)
つまり、かかったらほぼ助からないと思った方が合っていると言えます。
2.侵入経路
侵入経路は、鼻のみです。他の部分からは入っても特に病変自体はしないそうです。
どうやって鼻に入るのかというと、鼻から水が入った際にフォーラーネグレリアが侵入し、写真の6番の部分から脳内に入り込み、そのまま脳を食べて増え続けます。
その為、亡くなった人は脳が原型をとどめないグチャグチャの状態になってしまうのです。
3.なぜ話題になったのか?
ネットニュースを見ている際にこんなものが目に入りました。
実は、最近アメリカで6歳の男の子が、フォーラーネグレリアにより亡くなったことが話題になっていました。その為、アメリカでは8つの州で水を必ず使う時は煮沸してから使ってくださいと言っていました。
4.症状、対策
初期症状は、風邪とほとんど変わりないですが、数日後に突然頭にかなりの激痛が走ります。
そして、もっと恐ろしいことは病院で精密検査をした際に
こんな風にCTやレントゲンで脳がゆがんだ状態が撮れたころにはすでに手遅れなのです。
だから、冒頭でかかったら助からないと言われている理由がこのことを指しています。
フォーラーネグレリアにかかった場合、せき髄液を抜いてそこから薬を作るという方法があります。ちょっとでも違和感を感じた時や初期症状が見られたら迷わず病院にかかって下さい。
・・・が通用しないのがフォーラーネグレリアのやっかいなところ
皆さん、風邪をひいた時に病院にかかって「せき髄抜きますね~」と言われて抜かれたことはありますか?・・・ないですよね
そう、初期の段階が重要にも関わらず初期症状が医者でも判断しにくいのです。
だから、致死率に拍車をかけている原因でもあるのです。
少しみづらくはありますが、フォーラーネグレリアに関して詳しく説明されております。名前はネグレリア・フォーレリになっていますが、全く同じものです。
www.youtube.comこちらは、マンガになっているのでわかりやすいです。
対策としては
・まず、水場に近づかない
・鼻に水を入れないようにする
この二つです。また、フォーラーネグレリアの特徴としては人間の体内くらいの温度が活動が活発になるという特徴もあります。
特に、海外に行く機会のある方は注意した方がいいです。
実は、日本でも過去に佐賀県の食品会社に勤めていた女性の感染例があります。(5日くらい?で死亡している)
3.まとめ
新型コロナが毎日のように放送されている中、さらに追い打ちをかけるかのように話題になったフォーラーネグレリア。
筆者は「またやっかいなもんが話題になったね~」とは思ったものの、ほとんどの人は知らないものではあるので、今回こちらで紹介しました。
どうでもいいと思いますが、フォーラーネグレリアの名前の由来は、研究者であり第一発見者のフォーラ博士からとったものだそうです。
・生水を使用する際は、必ず煮沸する
・川や池に近づかない
・鼻に水を入れない
フォーラーネグレリア対策としてこれはかなり重要です。ある意味では、新型コロナより対策した方がいいかもしれないです。